久しぶりのクリニックB

※クリニックB 初めてかかった不妊外来のクリニック


カバサールがなくなったので、2ヶ月ぶりにクリニックBへ。

薬の処方だけなので、待ち時間10分ほどで診察室へ案内される。苦手なT先生。


これまで、カバサール半錠を8回分=2ヶ月分で処方してもらっていたのだけれど、T先生から訳のわからないことを言われる。


T「薬局の方から、半錠だと2ヶ月分出すと効き目がなくなるかもしれないからと言われて、1ヶ月分しか出せなくなったんですよ」


私「そうなんですか?(効き目がなくなるって、もう1年くらい2ヶ月分処方でやってきてるし半年に1度の測定でも問題出てないけど…はぁ?)」


T「割らないで1錠なら、2ヶ月分でも出せるんだけどね〜。いいですか?」


私「別に構いませんが夏に測定した時はきちんと値が落ち着いてましたよね。薬、効いてなかったんですか?」


T「(画面だけ見つめて面倒臭そうな雰囲気)なんかそういうことになってしまったのよ」


私「(何言ってもダメなやつだな、後で薬剤師に聞こう)わかりました。それで大丈夫です」


カバサールは、湿度にも光にも弱いことは初めて処方された時に説明されているから知っている。

PTPシートでの処方でも言われるんだから、半分に割ってバリア性のあまりなさそうなフィルムでパックした処方のされ方で、効果が下がるという説明はまぁなんとなくわかる。

(アルミのチャック付きパウチに入れてシリカゲルも入れてくれる)


でも実際のところ、効果がなくなるかもしれない包装形態で処方するなんてことあるのか?と疑ってしまう。

ここ数ヶ月の間にそのことが、判明したとかなんだろうか?


数百円のお会計を済ませて、薬局へ。


薬剤師「同じお薬ですが、今回はひと月分ですね。短期で様子を見るってことになったんでしょうかね?」


私「いや何か、2ヶ月分の処方ができなくなったって聞いたんですけど…」


薬剤師「いや、特にそんなことはないはずですよ」


私「(あーやっぱり…)」


==

私はこのT先生が苦手で、



麻疹の抗体がないってよ!

卵管造影周期も妊娠することなく、体外受精へと進むことになったのですが、
体外受精に進むとなると、実は色々段取り踏むことになります。

・スクリーニング検査フルセット(妻ver)
・スクリーニング検査フルセット(夫ver)と内診
それぞれ3万ちょっと、計6万。

8月に前の病院で体外するからって、感染症検査に関しては再検査したけれど、それでは項目が足りず。

抗体検査も足りない項目があるとかで、結局フルセット。

結果、夫はなーんも異常なし。
精液検査もタマタマのサイズとか形も問題なし。
(不妊の原因は私にあるのなーと再確認)

一方、私はというと、
麻疹の抗体が少ない。とのこと。
妊娠するには心許ないので、ワクチン受けてね、2ヶ月避妊してね。
でも採卵はできるからー、と。

数年前に流行した時に、抗体価は計らずに風疹のワクチンだけ打ったのを思い出しました。
MR(風疹・麻疹混合ワクチン)は在庫がないから後日だけど、単体ワクチンなら今日打てるよ、と言われて、風疹単体ワクチンを打ったんだよね。
麻疹は罹った記憶もあったし(風疹は罹ってない)。
あーあの時の私のバカバカ。

麻疹のワクチンは品川イーストクリニックで受けました。8千円也。

厳密には8週間の避妊、ということで、次の次の周期の排卵日には解禁できる計算。
今周期体外受精して、1周期休んでからの胚盤胞移植でスケジュールできそう。

そしてお休みの周期は真ん中に文化の日があり、久しぶりに旅行に行くことにしました。
どこにするかな。
ベトナムカンボジアあたりか、はたまた屋久島か…

年齢の問題ではなくて

まさか、自分が子どもを授かるまでにこんなに時間がかかるなんて思ってもみなかった。

学生の頃は当然、避妊。
デキ婚なんて困る!と思っていた。
先輩の中には学生結婚して(D3とM1だった)、休学して子ども産んで復学…みたいな夫婦もいたけれど。

就職して、結婚も考えていた彼とも正式なプロポーズを受けるまではできたら困る!と思っていた。
お互いの両親は公認していたから、彼と私の問題になるだけだっただろうけれど。

自分が妊娠しやすいのかしにくいのかなんて確認のしようがなかった。
ただ、思いがけず妊娠するわけにはいかなかった。

31歳で結婚して、遅いなんて思わなかった。
高齢出産なんて言葉があるくらいだし。

実際、30過ぎてから結婚した友人たちは、私以外はみんな1児以上の親になっている。

35歳を過ぎた私。
卵管造影検査で問題がなく、
ホルモン値も問題はなくて生理も順調。
基礎体温もしっかり二層。
でも体外受精を4度やっても妊娠に至らない。
年齢の問題ではなくて、私の問題。

最近、年齢を理由に治療を諦めるな、という慰めに素直になれなくなってきた、って話。

人生初の卵管造影検査を受ける(今さら)

少し前の話。


不妊で病院通いを始めてかれこれ1年10ヶ月目にして

初めて(ようやく?)色々噂に聞く卵管造影検査を受けることになりました。


不妊外来に通い始めてすぐに通水検査は受けていて問題なしでした。

でも、その周期はもちろんのこと、その後もタイミング取っての妊娠はなし。

化学流産のかすりもなし。

ネットで調べたら、通水検査は医師の腕によっては正しく診れないとか書いてあったり。


私達夫婦は不妊外来に通う=体外受精の覚悟だったので、あまり重視はしていなかったのですが、

これまでにIVF4回、移植6回。(総額200万弱)

経済的な壁にぶち当たってしまい、あらためて自然妊娠の可能性を確認することにしたのでした。


検査日はD9。

レントゲン室で待機…すること15分。

横になったまま、カテーテルを通されてそこで少し痛い。でもこれはクスコとか入れられる時の違和感、痛みと同じくらい。


医師が来て造影剤を入れ始めたら、鈍い重い痛み。じわじわと。

でも泣き叫ぶような痛みではなくて、生理痛に似てゆっくりしか呼吸ができないどーんとした不快感。

果たして本当に痛いのか、想像からくる不快感なのかよくわからない感じ。


5分くらいで終了。

その後、医師に結果を聞いて終了。


卵管造影検査、問題なし。

子宮の形が少しだけ流産しやすい形だけれど、問題ない範囲、とのこと。


ピックアップ障害か?

でもそれだけじゃないね。

単純に、卵の問題が大きいんだろうな。


そんなことがわかった検査でした。

課税証明書を取りに行く

市からの不妊治療の助成金申請をば。


今年度初なので、昨年度の収入確認のため、夫婦の課税証明書が必要とのこと。

仕事の前に市税事務所へ寄る。


市民税の特別徴収の証明でもいいんだけれど、家中探すも夫のは去年のしか見当たらず…(どこいったかな)

私のは手元にないのがわかってるので、

夫婦分、300×2で600円。


おや、住民票も必要とな。

駅前の発行機で続柄ありで1枚。

こちらも300円。


あとは、病院の領収書のコピーと、申請の様式を2枚。

口座番号がわかるもののコピーは去年ストックを用意してたのを。


なかなか嵩張ってるな。。

これは50g超えちゃうかな…

何とか収まらないかな…


はい、

62.5g   チーン

切手代は250円也。


助成金ありがたいからね。

今年度以降はもうかからないからね。

仕方ないわな。


直接、区役所に持ち込めば切手代は節約できるのわかってるんだけど、


1)うちが区の外れなので区役所まで徒歩30分

2)区役所自体が最寄駅から徒歩20分

3)母子手帳の配布と同じ窓口ゆえ、一緒に対応されたことがある

4)母子手帳の配布と同じ窓口ゆえ、居合わせた夫婦に同情の声を掛けられたことがある


ので、郵送します。


ちなみに、3については改善要望を出しました。

一緒にされるくらいなら、待つよ。


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助成金の申請にかかった費用

切手代 250円

住民票 300円

夫婦の課税証明書 600円(300×2)

領収書のコピー 40円

病院の書類作成代 3,000円

計 4,190円


移植見送り

凍結してる胚盤胞(5AA)を移植したら、治療はおしまい。


と決めて迎えた、今周期でしたが通院2日目にして

予想外の情報を聞いてめっちゃ悩んで…

この胚盤胞はしばらく移植しない方向で決まりました。


というのも、NP1だったんです。


医師は「これだけは言っておかないとならないんで」と前置きして、

・核がひとつしか見えなかった

・通常、異常受精と呼ばれる

・障害のある子どもが生まれるというのではなくて、そもそも育つ力がないから、着床しないとか流産とかになる

・よそでは移植しないところもあるけど、うちでは移植対象としてる


想像にもしてなかったことを言われて

何を質問していいのかわからず、

「流産するかもしれない卵を戻すということですか?」と聞くと、

「やってみないとわからない点は、正常に受精した胚盤胞と変わりません」

との回答。


とりあえず、退室。

後、夫にメール。

夜は家族会議に。


ネット上にあるNP1に関する情報を探して得たのは、

体外受精(顕微でなく)で胚盤胞まで育ったNP1の80%は正常受精したものと同じ』


これまでNP2の胚盤胞を何度か戻してきて妊娠に至ってないわけで、

流産する確率が高い卵を戻すのってどうなんだろう。

でも、正常受精した卵かもしれなくて…

「選ぶ」なんてことしていいんだろうか。


結論、凍結胚盤胞(NP1)の移植は見送る。

時期を見て、戻すかもしれない。


どんな子でも、と迎えに行きたい気持ちと、

他の方法でもっと確実な妊娠をと思う気持ちと、

そんなことで悩む自分の黒さとで

うわーー!!!!となったけど、

決めたことをひっくり返しても結論出ないから。


急遽、卵管造影検査をすることになりました。



今周期のまとめ

IVF3回目+胚移植5回目

3周期ぶりの通院、なんかイケそうな気がする!
根拠なんかないけれど、奮い立たせないとやってられん…

4回撃沈してるのと、おそらく年齢をひとつくったのとで、医師から刺激を強くしてみないかと提案を受ける。

これまで→クロミッド服用
今回→連日のhcg注射

そんなわけでの連日注射。
待ち時間ほとんどないし、全然苦痛ではなかった。
財布から毎日、諭吉が出ていくことを除いては。

特に副作用などトラブルもなく、これまでの採卵同様、D11でのIVF
「6個は育ってる」とのこと。

今まで採って3個だったのが、今回多分10個近くつついたはず。
5回目のつつきくらいから痛すぎてお腹が苦しい。
それでも、せっかくいつもより費用かけて卵育ててきたし、ひとつでもたくさんの胚盤胞を得たい。

結果、6個採卵。

5日後、培養確認。
3個は明らかな未成熟卵だったそうな。
2個が胚盤胞に、1個がまだ桑実胚なので様子見継続。
胚盤胞のひとつ(4AA)を新鮮胚で移植する。
内膜は10mm。

中間判定日→陰性

判定日→陰性

ちなみに、桑実胚は残念ながら育たず。

結局、自然周期と変わらない結果に。
費用だけは、10万くらい多くかかったな。

次周期、最後の胚盤胞を移植します!

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通院日数 : 11日
治療費 : ¥496,240